時間経過のお話

年月が経てば平等に年をとるわけで、
変わらないものなんてないのも
当たり前のことです。

それに順応していかなくてはならないし
めげている暇なんてないんです。

20代の私たちには
輝かしい未来が待っているはずで
その第一歩を踏み出し始める人だって
数多くいるんですよね。

わかってはいるんですけれど
自分の周りでそれが起こることが
嬉しいと同時に寂しいのです。


こんな田舎町ですから、
地方に出る人が多いのも
わかりきってはいます。
それでも送り出す側としては
やりきれない思いでいっぱいです。





女性として生まれた上で
人生のパートナーとなるべき人と
未来の一歩を踏む出すことは、
とても勇気のいることであり
とても幸福なことでもあると思います。

私が大親友と思っている
2人中2人がそう進んでいくのは
本当に喜ばしいことです。
幸せになってほしいと
心底思います。

それでも寂しいものは寂しいですね。
未来に向う2人は不安を抱えながらも
進もうとしていて、
私には眩しくうつりました。

もちろん女性として
羨ましくも思いますが、
私には無縁のお話ですしね。





時間経過は全てに平等で
その中で一人になってしまう私は
どうしていったらいいのかなあとは思います。

困ったとき、話したいとき、
笑い合いたいとき、
私はどうしたら。
彼女たちが困ったとき、話したいとき、
笑い合いたいとき、
私はどうしたら。

彼女たちがそうなったときは
パートナーの方がどうにかしてくれたら
と願うばかりです。
できれば私を思い出してほしいとは
思うんですけれどもね?
現実的に、遠くのものより
近くのもののほうが目に入りやすいのは確か。
そうなったときのパートナーですから、
どうか見つけてあげて欲しいと思います。



私のことは私がどうにかすればいい!
なんて言っていると
怒られてしまう気がするので
少しでも周りに頼れる人にならなくては。
私は実は強いから、
一人でも平気だったりするんでしょうが
頼りたいときには頼らなくては。









遊ぶ人が、相談できる人が、
気兼ねしない人がいなくなったら
私はきっとますます仕事熱心になるのでしょう。
目に見えています。笑










やはり私が心底大切に想う人たちは
とことん遠くへ行ってしまうようです。
そういう星のもとに生まれてしまったのでしょうかね。かなしいかな。




とにかく寂しいんです。
手放しで祝福しきれないことが
虚しいです。






時間の流れに順応しなくては。
私だけ止まっていたとしても
周りの流れに順応しなくては。